2008年12月09日

「ジェネラルルージュの凱旋」海堂尊



桜宮市にある東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が大量吐血で緊急入院した頃、不定愁訴外来の万年講師・田口公平の元には、一枚の怪文書が届いていた。
それは救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという、匿名の内部告発文書だった。
病院長・高階から依頼を受けた田口は事実の調査に乗り出すが、倫理問題審査会(エシックス・コミティ)委員長・沼田による嫌味な介入や、ドジな新人看護師・姫宮と厚生労働省の“火喰い鳥”白鳥の登場で、さらに複雑な事態に突入していく。
将軍(ジェネラル・ルージュ)の異名をとる速水の悲願、桜宮市へのドクター・ヘリ導入を目前にして速水は病院を追われてしまうのか……。そして、さらなる大惨事が桜宮市と病院を直撃する。

ナイチンゲールの沈黙と
同じ時系列で行っていた話ということで
かぶっている登場人物も多数いて
楽しかったです。
おもしろかったのが、速水の処分の倫理委員会。
速水は、確かに業者と癒着しており金銭を受け取っていたのですが、自分の私欲に使っていたわけではなく
すべて病院内の備品につぎ込んでいたといいます。
こうしなければならなかった現実。
速水は、処分を受け入れる覚悟でしたが
病院内では、実力者の速水を失うわけにはいかず
処分をどう覆していくか、その点が見所でした。
言葉のアヤみたいなものでしたが
その盲点を見つけた田口はさすがでしたね。
如月や、ミス・ドミノこと姫宮の謎もおもしろかったし
ぜひ、ナイチンゲールの沈黙と両方読むことをお勧めします。

映画にもなりました。


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ナイチンゲールの沈黙
posted by まりこ(^▽^) at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | か行の作家
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