2009年04月08日

「薔薇の花の下」 狗飼恭子

4344001435薔薇の花の下
狗飼 恭子
幻冬舎 2001-12

by G-Tools


26歳の恋愛小説家、五百沢今日子は、細々と小説を書きながら毎日を送っている。
夢、現実、書きたいこと、書けること、自分を取り巻くことの複雑さにうんざりするけれど、生きて書いて愛していかなければならない。著者、狗飼恭子が今この時代にここにいることの意味を探る、書下ろし小説。

今日子という主人公、作者そのものに近いのかな?と
思いました。(名前も同音だし、職業も)
小説を生み出すため、自分は不幸でなければいけない、
書かずにはいられない自分のために
恋人との別れを願う一方で、彼をとても愛している
自分がいる葛藤や
自分の気持ちが淡々とつづられていて
読んでいる間は、まるで彼女と同化するような
感覚を覚えました。

正直、今日子の彼・吉田くんとはどうなってしまうのだろうという不安があったのですが
彼女なりの、自分の気持ちの整理のつけ方というか
そこまでに至る考え方などとてもよかったです。

posted by まりこ(^▽^) at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | あ行の作家
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