2010年08月18日

「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹



“辺境の人”に置き忘れられた幼子。
この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。
これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。
―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。
高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。

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2010年08月12日

「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 桜庭一樹



山田なぎさは片田舎に住む、「早く大人になりたい」と願う女子中学生。
彼女の通う中学に、自分のことを人魚と言い張る少女、海野藻屑が東京から転校してきて・・。

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2010年08月11日

「ぼくの手はきみのために」 市川拓司



「ぼくの手はきみのために」―幼馴染のひろと聡美。
小さい頃は聡美が弱虫のひろを守ってくれた。
が、11歳の夏、聡美は突如、倒れてしまう。
さまざまな治療を試みるが、結局発作を止められたのは、背中をさすってくれるひろの手だけだった…。

「透明な軌道」―集団の中で暮らすことが難しい心の不自由さを持つ康生と運命的な恋に落ちた真帆。
年齢差や、康生に息子がいることなどは障害にならず、2人はおだやかなペースで絆を深めていく。
が、初めて結ばれた翌日、2人に思いがけない出来事が…。

「黄昏の谷」―妹の子供である貴幸を育ててきた寛一は、ある日、「あなたの子供だ」と連れて来られた初恵をも引き取って育てはじめた。
血の繋がらない3人は、貧乏ながらも、太い揺るぎない絆で結ばれていく。彼らが最後に行きつく、幸せの場所は…。


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2010年08月10日

「もっとも危険な長い夜」 小手鞠るい



人を好きになる歓びを知っている。
そして、苦しさも─。三姉妹が奏でる「人生の調べ」。
一瞬にして人生が変わってしまうほどの恋愛の素晴らしさと、怖さを描いた長編小説。

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2010年08月08日

「世界中が雨だったら」 市川拓司



「さよなら、姉さん」両親から蔑ろにされ、級友から虐められ続けたナイーヴな少年。
「生きるのよ。いつだって、わたしはあなたの味方だから」世界の果てまで追いつめられた彼の孤独に、たった一人の理解者だった姉の願いは届くのか―。
限りなき絶望、喪失の予感、その果ての静かな哀しみ。
恋愛小説の名手が、心の裡をさらけ出した表題作を含む3編。最初で最後の個人的な作品集。




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2010年08月03日

「少女七竃と七人の可愛そうな大人」 桜庭一樹



わたし、川村七竈(ななかまど)十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。
鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。
淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。
親友の雪風との静かで完成された世界。
だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで・・。

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