2010年12月24日

「KAGEROU」齋藤智裕 



(「BOOK」データベースより)
第5回ポプラ社小説大賞受賞作。『KAGEROU』─儚く不確かなもの。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。
そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。
水嶋ヒロの処女作、哀切かつ峻烈な「命」の物語。

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2010年12月14日

「阪急電車」有栖川浩



恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車…。8駅から成る、
片道わずか15分間の阪急電鉄今津線で、駅ごとに乗り降りする乗客の物語。
人生の決定的な瞬間が鮮やかに描かれた傑作。
(「BOOK」データベースより)

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2010年12月12日

「道徳という名の少年」桜庭一樹



「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」
町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)、
黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)、
死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)、
─桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さにアーティスト野田仁美が共振してうまれた、極上のヴィジュアルストーリー集。
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2010年12月08日

「真昼なのに昏い部屋」江国香織

真昼なのに昏い部屋

会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。
大学の先生でアメリカ人のジョーンズさんは、純粋な美弥子さんに心ひかれ、
二人は一緒に近所のフィールドワークに出かけるようになる。
時を忘れる楽しいおしゃべり、名残惜しい別れ際に始まり、ふと気がつくとジョーンズさんのことばかり考えている美弥子さんがいた―。
(「BOOK」データベースより)


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2010年11月30日

「神様のカルテ」夏川草介



神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。
夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある
「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。
読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー。第十回小学館文庫小説賞受賞。
(「BOOK」データベースより)

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2010年11月28日

「カッコウの卵は誰のもの 」東野圭吾



スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。
母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。
緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は?
そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。
さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。
超人気作家の意欲作!

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2010年11月06日

「あられもない祈り」島本理生



“あなた”と“私”…名前すら必要としない二人の、密室のような恋。
島本理生の新境地。至上の恋愛小説。

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2010年11月05日

「流しのしたの骨」江国香織



いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、
おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、
笑顔が健やかで一番平らかな“小さな”弟律の四人姉弟と、
詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。
ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、晩秋から春までの出来事を静かに描いた、不思議で心地よくいとおしい物語。

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2010年10月10日

「なつのひかり」 江国香織



「私」は来週21歳。ウェイトレスとバーの歌手という、2つのアルバイトをしている。
「年齢こそ三つちがうが双生児のような」兄がいて、兄には、美しい妻と幼い娘、そして50代の愛人がいる…。
ある朝、逃げたやどかりを捜して隣の男の子がやって来たときから、奇妙な夏の日々が始まった―。
私と兄をめぐって、現実と幻想が交錯、不思議な物語が紡がれて行く。
シュールな切なさと、失われた幸福感に満ちた秀作。

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2010年10月07日

「食堂かたつむり」 小川糸



同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、
倫子はさらに声をも失う。
山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。
それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。

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